湿地の環境について子どもたちが交流して学ぶ「ユースラムサール交流会」が22日、大津市黒津4丁目の「ウォーターステーション琵琶」で開かれた。滋賀県、愛知県、宮城県の子どもたちがブルーギル釣りやブラックバスの調理を体験し、琵琶湖の外来魚問題について理解を深めた。
貴重な生態系をはぐくむ湿地の保全に向けて若い世代へ理解を広げる市民団体「ユースラムサールジャパン」(名古屋市)が企画した。交流会開催は今年5月に続いて2回目。琵琶湖をテーマにした今回は、大津市田上で活動する「TANAKAMIこども環境クラブ」、藤前干潟(愛知県)と蕪栗沼(宮城県大崎市)の環境学習クラブに所属する中学1年から高校2年までの11人が参加。19日から3泊4日で、湖北での湖水浴やビワマス釣りなどを行った。
最終日のこの日は、瀬田川でブルーギルを釣り、解剖する実験を行った。講師を務めた県水産試験場の菅原和宏主査が「ブルーギルは何でも食べるので胃袋の中を確認して」と説明。実際に昆虫や貝、藻が見つかり、子どもたちが驚いた表情を見せた。その後、ブラックバスのさばき方も教わり、フライに調理して味わった。
玉川高2年の加藤みな子さん(16)=大津市=は「学校ではできない体験ができ、新しい友人とも知り合うこともできた。良い交流会になった」と満足げに話した。