滋賀県彦根市の市天然記念物オニバスの観察会が6日、同市元町の市役所前の池などで開かれ、参加者約30人が保全へ思いを新たにした。
市民グループ「彦根自然観察の会」の主催。今年は天然記念物指定地の彦根城中堀でオニバスを確認できなかったため、栽培している市役所前の池などを見て回った。
昨年は中堀で3年ぶりに葉を広げ、花も咲いただけに、参加者は残念がっていた。
オニバスは、環境省レッドリストの絶滅危惧種で県内では唯一、中堀に自生している。確認できない原因は、ミシシッピアカミミガメやアメリカザリガニが芽を食べるためといわれているが特定できていない、という。同会の平松光三会長(55)は「自然の力で生育できるよう知恵を結集したい」と話していた。