夏の登山シーズンを迎えた19日、京滋最高峰の伊吹山山頂(滋賀県米原市)で、ボランティアガイドが山頂遊歩道沿いの植物を解説する取り組みがあった。登山客からは「名前の分からない植物が多いのですごくありがたい」と好評だった。
自然保護団体「伊吹山もりびとの会」が1988年から続けている。この日はリーダーの宮部道雄さん(73)=米原市=ら会員5人がガイドを務めた。山頂は霧に覆われ、小雨が降る悪天候だったが、次々に訪れる観光客と一緒に歩きながら、シモツケソウやクガイソウ、イブキタンポポなどを説明した。
同会は県内を中心に岐阜や愛知、京都などの会員70人がいる。夏場のガイドのほか、外来植物の除去や山頂遊歩道の路面補修、登山道のパトロールなどに当たっている。
西澤一弘代表(71)=愛荘町=は「国の天然記念物になっている山頂の350種類以上ある植物を維持し、広く知らせていきたい」と話していた。ガイドは、20、25日〜8月2日、8月8、9日のみ。各日午前11時半と午後1時半の2回行う。山頂ヤマトタケル像西側広場集合。雨天中止。