琵琶湖の自然環境について親子で理解を深めてもらおうと、草津市下物町の県立琵琶湖博物館で28日、特別講座「びわ湖に生息する魚と湖の環境について学ぼう」が開かれた。講座には、県内をはじめ近畿各地から家族連れが参加し、学芸員の話を聞いたり、固有種のビワコオオナマズやビワマスを間近で観察したりした。
講座を主催したのは、日本自動車連盟(JAF)の滋賀支部。JAFでは、自動車業界の社会貢献策として、各支部が「自然」をテーマにした親子の体験行事を毎年開催しており、滋賀支部は今回、初めて琵琶湖博物館の協力を得て、同館での講座を企画した。
講座では、はじめに中井克樹専門学芸員(53)が、琵琶湖本来の環境を脅かす外来魚について講義。昭和60年代に、外来魚のオオクチバスが急増した結果、30種いた在来種の半分が、湖から姿を消したことや、外来魚の駆除に取り組んでいることなどを説明した。
参加者はこのあと、展示室へ移動。中井学芸員が「水槽内をそれぞれの魚の生息環境と同じ水温にしています」などと説明。子供たちは、ビワマスの水槽を観察しながら、水温が8度に設定されていることを確認していた。
初めて同館を訪れた兵庫県宝塚市の男児(10)は「魚釣りが好きで、よく魚の図鑑を見ますが、ビワマスという魚がいるのを初めて知りました。将来は魚の研究者になりたい」と話していた。
Posted by jun at 2015年03月01日 20:10 in 外来生物問題, 各種イベント