全国の国立公園の山岳地帯で、本来は生息していない外来植物が広がっている。
外来植物の種子は、登山者の靴底や衣服について持ち込まれるとみられ、国立公園を管理する環境省は、登山口に靴底についた種子を除去するマットを設置したり、ボランティアを募って外来植物を取り除くイベントを開いたりしている。
年間20万人以上が訪れる山形県の月山(1984メートル)では2006年、環境省の調査で、登山道沿いでセイヨウタンポポやシロツメクサ(クローバー)が確認された。いずれも明治以降に日本へ入ってきた外来植物で繁殖力が強く、高山性のハクサンオオバコの生育場所を奪っているという。
磐梯朝日国立公園のうち月山地域を管理する環境省・羽黒自然保護官事務所は今年9月、8合目の登山口に靴底の種子を除去するマットを設置した。ほかにも登山口は10か所程度あり、マットの効果を検証した上で、設置箇所を広げることを検討している。
Posted by jun at 2014年11月18日 12:39 in 外来生物問題