琵琶湖南湖で異常繁殖している水草オオバナミズキンバイの対応を考える滋賀県の「琵琶湖外来水生植物対策協議会」が11日、大津市の県大津合同庁舎で開かれた。水草の増殖の勢いが当初の想定よりも激しいため、県は本年度の駆除範囲を計画の4倍以上に広げる方針を示した。
県自然環境保全課によると、オオバナミズキンバイは昨年12月の調査で南湖の約6万5千平方メートルに広がっていた。同協議会は県や県内6市などが今春に立ち上げ、本年度は南湖東岸での重機を使った駆除や、繁茂の仕組み解明に取り組んでいる。
この日は、県の担当者が今春から赤野井湾(守山市)など南湖東岸で始めた大規模駆除の状況を報告し、11月中旬までに駆除面積が当初目標の約2万平方メートルに達する見通しを報告した。ただ、「増殖率が想定よりも高く、本年度中に大規模エリアで徹底駆除したい」として、対象範囲を南湖の8万2500平方メートルに広げる方針を示した。
県は9月補正予算で除去強化費4300万円を計上しており、今後は環境省近畿地方環境事務所などと連携して、対応の進んでいなかった大津市の雄琴港や草津市の矢橋帰帆島付近など他の繁殖域でも大規模駆除に乗り出す。