2014年10月30日

奈良の津風呂湖「ワカサギ釣りの名所に」 復活2季目、11月1日解禁

 吉野町の津風呂(つぶろ)湖のワカサギ釣りが11月1日に解禁される。人工孵(ふ)化させた稚魚を放流し、約4千人の釣りファンらが訪れたことで、約半世紀ぶりに復活した昨シーズンのワカサギ釣り。メガサイズのワカサギも釣れ、来年3月までの今シーズンは約1万人が訪れるとみられており、近畿有数のワカサギ釣り名所になりそうだ。

 津風呂湖は、昭和37年に完成した津風呂ダムのダム湖で、ワカサギ釣りは昭和40年代に始まった。当時は近鉄が「ワカサギ列車」を運行する盛況ぶりだったが、昭和50年代以降は釣り人が減少。ブラックバスの釣り人はいても、ワカサギ目当ての釣りファンはほとんどいなくなった。

 そうした中、津風呂湖観光協会と津風呂湖漁業協同組合がワカサギ釣りを復活させ地域活性化につなげようと、平成15年から卵の放流などをスタート。昨年春には人工孵化装置を導入し、人工孵化させた稚魚約1千万匹を放流してPRにも務めた結果、釣り場としての認知度が高まり、約4千人が訪れた。1日で数百匹をつり上げた人もいたほか、今年1月16日に開いた釣り大会では、約100匹を釣った小学生もいたという。

 観光協会などでは今春、昨年の4倍に相当する約4千万匹の稚魚を放流。さらに多くの人たちが訪れることを期待している。

 ワカサギはもともと、北海道や東北地方の湖などに生息していた魚。体長は普通10センチ前後だが、津風呂湖には15センチクラスの“メガワカサギ”もいる。

 釣り針メーカー「ハヤブサ」(兵庫県三木市)営業部の芝直幸さん(41)は、「津風呂湖は大阪に近く、施設的にも整備されており、メガワカサギが釣れる近畿でも注目の釣り場です」と話す。

 ワカサギ釣り復活のために中心になって取り組んできた津風呂湖観光協会顧問の辻本茂さん(53)は、「ワカサギ釣りは初心者でもOK。家族で訪れて楽しんでください」と話している。問い合わせは同観光協会(電)0746・32・2847。

+Yahoo!ニュース-奈良-産経新聞

Posted by jun at 2014年10月30日 10:36 in ホット・ニュース

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