これまで東京で生息が確認されていなかった、猛毒を持つ「セアカゴケグモ」が見つかり、スーパーニュースの取材班も、現場でこのクモを発見した。
午後3時すぎ、スーパーニュースの取材班が、東京・三鷹市の住宅街で、黒光りする胴体に浮かび上がる、毒々しい赤い模様を持つクモを発見した。
その生物とは、オーストラリア原産で国の特定外来生物に指定されているセアカゴケグモ。
24日、初めて都内で存在が確認された。
気候の変動とともに身近に迫る危機。
24日、東京・三鷹市内のマンションに住む住民から、「自宅の庭で、セアカゴケグモのようなクモを発見した」と通報があった。
住民は「ちょっと怖いですよね。このへんは、緑がいっぱいあるからどうなるんでしょう」と語った。
セアカゴケグモは、鋭い牙と毒を持ち、海外では、かまれた人が死亡したケースもあるという。
マンション住民の通報を受け、付近を調べたところ、公園の側溝でセアカゴケグモが見つかった。
その数、十数匹が見つかった。
1995年、セアカゴケグモは、日本で初めて発見された。
その後、次々に生息範囲を広げていき、2012年9月には西日本を中心に全国22府県で発見されていた。
2014年9月現在では、東北地方を含めた全国35都府県にまで広がっている。
専門家は、その原因について、温暖化に加え、クモが貨物や自動車などに付着することで、広範囲に広がったと推測している。
そして、日本蜘蛛学会評議会の新海栄一氏は「かまれると、痛いです。間違いなく。炎症はだんだん広がっていって、何日間か痛い」と語った。
また、生息している可能性がある場所については、コンクリートや自動販売機の隙間などを好むという。
そして、公園内にあった看板には、卵とともにセアカゴケグモの成虫も発見された。
独特の赤い模様も確認できた。
新 海氏は「まだ(クモが)小さいですけれど、卵のう3つ作っていましたから、親なんでしょうね」と語った。
その後、三鷹市の職員を呼び、その場でセアカゴケグモを駆除した。
市は26日、十数人態勢で付近の調査を開始し、セアカゴケグモとみられるクモを十数匹採取し、調べている。