鹿児島県の奄美大島にハブ退治のために導入された特定外来生物・マングースの生息数が減っている。一時7000匹まで増え、天然記念物のアマミノクロウサギまで襲い、生態系を乱してきたが、防除事業が奏功、2013年度に捕獲されたマングースは130匹と過去最低となった。環境省奄美自然保護官事務所では「全島的に生息数が減少している。22年度までに完全駆除を掲げているが、期待できる」としている。
同島にマングースが導入されたのは1979年。ハブの天敵となり農作物に被害を及ぼすクマネズミを防除するため30匹が放たれた。しかし、マングースはハブをめったに襲わないばかりか、生息数が増えて生態系に影響を及ぼすようになった。
そこで、93年度から有害鳥獣捕獲を始め、96年度には環境庁(当時)の捕獲モデル事業を導入。2000年度から本格的な捕獲を開始し、05年度は外来生物法の施行に基づいて2591匹を捕獲した。その結果、07年度あたりから生息数が減少に転じた。同事務所では「生息数は200匹ほどではないか」とみている。
Posted by jun at 2014年09月02日 12:48 in 外来生物問題