海外由来のものだけでなく国内由来のものを含め、在来の生態系を脅かしている外来生物に焦点を当てた特別展「どうする? どうなる! 外来生物」が19日から、小田原市入生田の県立生命の星・地球博物館で開かれる。
会場では、2005年の外来生物法で特定外来生物に指定され、飼うことや野外に放つことが禁じられている外来由来のタイワンザルやアライグマ、オオクチバス(ブラックバス)などの問題点や現状を写真パネルや標本、実物など650点で展示。指定こそされていないものの、近年大繁殖して日本の水辺の風景を根こそぎ変えしまうアメリカザリガニの脅威も、大繁殖前と繁殖後の風景写真の展示によってひと目で分かる。
海外から持ち込まれたものだけでなく、小田原メダカが、他地域から持ち込まれたメダカと雑種化が進み、本来の種の生息地が減少している現状なども解説されている。
水生生物、昆虫、鳥、哺乳類、植物を網羅して県内を中心に全国の状況を俯瞰(ふかん)しているのが今回の特徴。小中学生にも分かりやすくするためクイズ形式の展示も取り入れている。
同館の瀬能宏企画普及課長は「原風景を取り戻すため、法律の規制や防除も短期的には重要だが、長期的には教育など、みんなで知識や経験を積み重ねていくしかない」と訴えている。
11月3日まで。観覧料は20〜64歳720円、20歳未満と学生400円、65歳以上と高校生200円、中学生以下無料。問い合わせは、同館電話0465(21)1515。
Posted by jun at 2014年07月21日 19:25 in 外来生物問題, 各種イベント, 自然環境関連