■広く繁殖、栽培禁止知らぬ人も
守谷市の国道294号中央分離帯などで、特定外来生物として栽培などが禁止されているオオキンケイギクが繁殖している。きれいな黄色い花を咲かせるが、在来植物の生育環境を脅かす危険性がある。最近は道路沿いなどで広く繁殖しているが、思うように除去できていないのが実情だ。
オオキンケイギクは北米原産で、高さ30センチから1メートルの多年草。昭和60年ごろに観賞用として輸入された。5〜7月が開花時期で、今がまさに“見頃”。
しかし、在来種に悪影響を与える恐れがあるとして平成18年には外来生物法に基づき特定外来生物に指定され、栽培や販売、輸出入などが禁止された。違反すると、個人の場合は懲役3年以下か300万円以下の罰金という刑罰もある。
オオキンケイギクが繁殖しているのは、守谷市けやき台。中央分離帯や歩道脇などには鮮やかな黄色い花が咲き、現在、各地で満開になっている。
観賞目的で輸入されただけあって、鮮やかな黄色い花が「きれい」という人も多く、特定外来生物に指定されていることを知らない人が多い。
守谷市や龍ケ崎市など9市町村の3桁の国道と県道約450キロを管理している県竜ケ崎工事事務所によると「毎年7月から8月にかけてと10月ごろに除草している」という。
しかし、予算の関係もあり、除草は一般の雑草と一緒に刈り取るだけ。「根を残さず抜き取る」という環境省推奨の除去法は行われておらず、抜本的な対策が求められている。
Posted by jun at 2014年06月03日 13:31 in 外来生物問題