千葉県東金市小野付近の国道126号沿いで、外来生物法により栽培や運搬などが原則禁止されている、特定外来生物の「オオキンケイギク」が自生していることが分かった。道路管理者の国土交通省千葉国道事務所(千葉市稲毛区天台)は、法律に基づいて除草することにしている。
同事務所によると、国道126号と409号が分岐する小野交差点から市内方向の中央分離帯や歩道に黄色い花が咲いているのを、職員らがパトロールの際に発見。調査の結果、オオキンケイギクと判明した。
今年初めて、オオキンケイギクが自生していることが分かったとする同事務所は「6月初旬をめどに除草したい」と話しており、同法に基づいて、種子の拡散を防ぐなど適正に作業する方針。
同交差点付近で約20年、青果店を営む篠崎剛さん(55)は「特定外来生物で、規制されていることを来店客には話している。野放しにしてはいけないと思う」と話す。店舗前で咲いている花については3年ほど前から目に付くようになったという。
環境省などによると、オオキンケイギクは北米原産のキク科の多年草で、5〜7月ごろ黄色い花が咲く。繁殖力が強く在来種など生態系への影響が心配されており、2006年に特定外来生物に指定された。河川敷や道路などに大群落を作り、全国各地で確認されている。
一方、銚子市は今年3月、オオキンケイギクとアレチウリの防除実施計画を策定し環境省に認められ、銚子の生態系を守る会や市民有志とともに根絶を目指している。
Posted by jun at 2014年06月02日 16:31 in 外来生物問題, 自然環境関連