南伊豆町中心部を流れる青野川下流でこのほど、鋭い牙を持ち、ワニのような顔つきの北米原産の肉食魚「アリゲーターガー」を付近の住民が発見した。相談を受けた県水産技術研究所伊豆分場の担当者が写真に収めた。
担当者によるとアリゲーターガーは3月中旬、町役場から数キロ下流の水深20〜30センチ程度の浅瀬で、コイに交じり上流に向かって泳いでいた。体長は1メートル程度で近づいても逃げる様子はなかった。
アリゲーターガーは、繁殖により自然環境に影響を及ぼす「特定外来生物」に指定されていない。同川流域に漁協などはなく、水産資源が脅かされる危険も少ないという。担当者は「しばらく様子を見守りたい」と話す。
アリゲーターガーは県内でも2004年夏に浜名湖で捕獲されたほか、首都圏の河川などでも見つかっている。最大3メートルまで成長するため、いずれのケースでも飼育できなくなり、観賞用を放流したのが原因とみられる。
同分場によると、アリゲーターガーは比較的低温でも生息が可能な上、同川には近くの下賀茂温泉の排水が流入していて、越冬も可能という。
担当者は「歯が鋭いので見つけても近づかないように」と呼び掛けている。
静岡新聞社
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Posted by jun at 2014年04月17日 16:55 in 外来生物問題