2013年12月02日

外来種ハクビシン捕獲増 田辺西牟婁、在来種アナグマとの間違いも

 全国で農作物被害などを出している外来哺乳動物「ハクビシン」(ジャコウネコ科)の捕獲数が、昨年から和歌山県の田辺西牟婁地方で増加している。一方で在来種のアナグマ(イタチ科)と間違い、情報が寄せられるケースも多くなっている。

 白浜町内では10月、ハクビシンが違う場所でそれぞれ1匹ずつ捕獲された。平地区では4キロの成獣雌で、ミルクが出ており、子育て中とみられる。町担当者は「繁殖しているのは確実で、近くに幼獣と雄成獣がいる」と警戒している。

 もう1匹は、塩野地区で雄の亜成獣が捕まった。

 平地区に近い十九渕地区でも2012年5月14日と23日に雌を1匹ずつ捕獲。そのうち1匹は妊娠していた。

 田辺市では今年2月25日に新庄町、3月2日に上秋津で、それぞれ雄1匹が捕獲されている。

 田辺市や白浜町の担当者によると、ハクビシンの情報が多く寄せられるようになった一方で、現場で確認するとアナグマだったということも多い。在来種のアナグマが、意外と知られていないという。

 哺乳類に詳しい田辺市稲成町、ふるさと自然公園センターの鈴木和男さんによると、アナグマは紀南にも広く分布する哺乳類。ハクビシンに比べて尾が短く体形が寸胴(ずんどう)で、気性が荒い。地下にトンネルを掘るので前脚がよく発達している。ミミズなどの土壌生物を食べるので、畑や果樹園で地面を掘り返すという。

+Yahoo!ニュース-和歌山-紀伊民報

Posted by jun at 2013年12月02日 15:42 in 外来生物問題

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