2013年11月15日

湖と人、歴史や文化から探る 伊の世界湖沼会議で議論へ

 来年9月1〜5日にイタリアのペルージャで開かれる「第15回世界湖沼会議」の分科会で議論するテーマについて、国際湖沼環境委員会(ILEC、草津市)は12日までに、歴史や文化から見た湖沼と人との関わりや、複数の国にまたがる湖沼と河川の管理をめぐる課題や解決策などとする方針を決めた。

 同会議は1984年に第1回を大津市で開催したのを振り出しに世界各地で開かれている。30周年となる来年は、イタリアの学者らでつくる「ウンブリア科学ミーティング協会」とILECが催す。全体テーマは、生態系と人間の暮らしとの調和を目指す「湖沼は地球の鏡」とすることがすでに決まっている。
 分科会で取り上げる予定のテーマは67項目。湖沼に侵入する外来生物や水質の問題を挙げているほか、文化や宗教などを通じて湖沼と周辺部に住む人々とのつながりに注目し、湖沼の適正管理の在り方を考える。複数の国に位置する湖沼や河川の管理では、上流域からの濁水流出など、世界各地で起きている問題の解決策を議論したいという。
 来年2〜3月にそれぞれのテーマに関する論文を各国の研究者らから募集した上で、分科会の内容を決める。分科会では論文を寄せた研究者らが発言するという。
 2011年の米国テキサス州オースティンでの開催から3年ぶりとなる会議の成功に向け、ILECは「日本の研究者や市民、企業にも参加を呼び掛けたい」としている。

+Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by jun at 2013年11月15日 17:13 in 外来生物問題, 各種イベント, 自然環境関連

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