箱根周辺に生息域を広げている外来生物とその影響について紹介する特別展「知ってますか? 外来生物」が20日まで、箱根ビジターセンター(箱根町元箱根)で開かれている。ここ数年で存在やその形跡が確認されている生物もあり、担当者は「箱根で広がって、生態系に悪影響を与える懸念もある」と動向を注視している。
同センターを運営する箱根自然解説活動連絡協議会の主催。同センターなどは数年前から、町内各所に広がった外来植物・オオハンゴンソウの駆除などに取り組んでおり、外来生物の実態や問題点を知ってもらおうと企画した。
箱根やその周辺地域に生息する外来の動植物約60種を、写真や実物で紹介。仙石原地区の池などに生息するアメリカザリガニは、他の水生動植物を食べてしまう。もともと中国などに生息するチョウ・アカボシゴマダラは今年、町内で多く確認され、静岡県側でも見つかったという。
伊豆半島で生息が確認されていた特定外来生物のタイワンリスは、樹皮や電線をかじったり、在来種を圧迫したりする影響が懸念されている。昨年ごろから神奈川県境近くで樹皮がめくられた跡が見つかっており、今後、箱根にも生息域を広げる懸念があるという。
担当者は「身近なところに外来生物がいて、自分たちの周辺の環境に影響を与えていることを知ってほしい」と話している。
午前9時〜午後5時(20日まで無休)。入館無料。問い合わせは同センター電話0460(84)9981。
Posted by jun at 2013年10月15日 17:42 in 外来生物問題