2013年08月28日

ドイツで大繁殖の上海ガニ、中国への輸入は未許可 中国業者がネットで予約受付

 中国の国家質量監督検験検疫総局(国家質検総局)は22日、同国の一部のインターネット共同購入サービス業者がドイツ産上海ガニの販売予約を受け付けていることについて、「中国当局はドイツ産上海ガニの輸入を許可しておらず、業者から事情を聴いている」と表明した。京華時報が23日伝えた。

 ドイツでは外来種の上海ガニ(チュウゴクモクズガニ)が大繁殖し、問題となっている。

 中国では毎年8月から9月にかけて上海ガニの販売が始まる。一部のネット販売業者がドイツ産上海ガニの共同購入の予約受付をこのほど開始し、すでに3万件の予約が入ったという。

 ただし国家質検総局は「ドイツ産上海ガニについてドイツからの輸出申請を受け取っておらず、企業からの検疫申請も届いていない。ドイツ産上海ガニは中国に輸入する条件が整っていない」と説明した。

 同局はさらに「上海ガニがドイツで繁殖して変異していないか、また現地の水環境で汚染されていないかといった疑問がある。検疫などを経ないものを輸入することは消費者の健康を害し、生態環境を乱すことにつながる恐れがある」と指摘した。(編集翻訳 恩田有紀)

+Yahoo!ニュース-中国・台湾-XINHUA.JP

Posted by jun at 2013年08月28日 16:39 in 外来生物問題

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