2013年06月02日

勢力拡大「オオキンケイギク」 6月15日 笠間で抜き取り作戦 茨城

 ■侵略者から在来種守れ!
 外来植物の繁殖で在来植物の生育環境が脅かされる恐れがあるとして、「かさま環境を考える会」は6月15日、笠間市内で特定外来生物の「オオキンケイギク」の抜き取り作戦を実施する。きれいな花をつけるオオキンケイギクだが、在来種にとっては天敵。環境を考える会では、「在来種が豊富な生態系を取り戻すためにも、外来植物の駆除に関心を持ち、参加してほしい」と呼び掛けている。

 今回の抜き取り作戦の対象となるオオキンケイギクは北アメリカ原産で、高さが1メートルほどにもなるキク科の多年生草本。5〜7月にかけて、鮮やかな黄色の花をつける。日本には、明治時代に観賞目的で輸入されたという。

 ただ、荒れ地でも生育できる上に、種子が風に乗って遠方まで飛散することから、日本国内で繁殖が拡大し、在来植物を脅かすほどになった。このため国は平成18年、生態系などに被害を及ぼすとして外来生物法の特定外来生物に指定し、栽培や野外に放つことなどを原則禁止している。

 県内では昭和50〜60年代に目撃されるようになり、ここ数年で高速道路や国道、県道脇を中心に生育範囲を急拡大。環境を考える会では、平成22年から笠間市内の駆除を開始し、種子をこぼさないように根から抜き取り、焼却処分することで繁殖を防いでいる。

 県環境アドバイザーで、環境を考える会の吉武和治郎さんは「抜き取り作戦の実施が、他市町村でも作業が行われるきっかけになれば」と話す。

 抜き取り作戦は午前9時からで、常磐自動車道友部ジャンクション東側など市内5カ所で行われる。参加希望者は、事前に笠間市環境保全課への連絡が必要。

 問い合わせは、かさま環境を考える会・吉武さん(電)0296・77・5056。

+Yahoo!ニュース-茨城-産経新聞

Posted by jun at 2013年06月02日 21:48 in 外来生物問題

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