明石市は、北米原産で環境省の要注意外来生物指定種「ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)」を取り除く調査を、大久保町谷八木の谷八木川流域で実施している。2011〜12年度の調査では、市内の大半のため池で確認されており、捕獲して生息数を減らすことで、生態系にどのような効果があるか追跡調査する。
前回、33カ所のため池で捕獲したカメ539匹のうち、ミシシッピアカミミガメが約70%を占めた。河川でも生息が確認されており、目撃例の多い谷八木川流域で防除に取り組むことにした。
調査はNPO法人日本ウミガメ協議会が担当。網を仕掛け、捕獲したカメのうちミシシッピアカミミガメは須磨海浜水族園に移す。31日まで続け、6〜8月に防除後の生息割合を再度調べる。
ペットとして飼われていたものが放流などで増えたとみられ、市環境総務課は「繁殖力が強く、数を抑制しなければ、生物多様性を維持できない」としている。【駒崎秀樹】
〔神戸版〕5月22日朝刊