2013年05月27日

外来魚回収量伸びる 琵琶湖 昨年度過去2番目の多さ 滋賀

 ■回収ボックス増設、協力隊釣り上げ量増加で
 ブラックバスやブルーギルなど、琵琶湖で釣り人らが駆除した外来魚の昨年度の回収量が、平成15年度の取り組み開始以来2番目に多い18・9トンにのぼったことが県のまとめで分かった。「回収ボックス」を5基増設したことや、民間団体などのボランティアによる「外来魚駆除協力隊」の釣り上げ量の増加が奏功したとみられる。

 琵琶湖では近年、北米原産のブラックバスやブルーギルなどの外来魚が大量に繁殖している。これに伴い、釣果をリリース(放流)する「バス釣り」を楽しむ釣り人が増加したことから、県は15年度に釣り上げた外来魚の再放流を禁止する条例を施行した。

 条例に併せて、県内各地の湖岸近くに回収ボックスを設置し、湖の中にはいけすを作った。その上で釣り人に、釣り上げた外来魚を再放流せず、ボックスやいけすを活用して回収に協力するよう呼びかけてきた。

 初年度の15年度は9・6トンだった回収量が、県による地道な啓発活動などの影響で19年度15・1トン、20年度17・4トン、21年度18・2トン、22年度21・5トンと年々増加を続けていた。ところが、23年度は15・3トンとなり、回収開始以来初めて減少に転じた。

 このため県は昨年度、大津市や彦根市など計5カ所に回収ボックスを増設した。

 また、県は企業など民間団体を「外来魚駆除協力隊」と認定し、釣り大会を開催する際に釣り竿を無料で貸し出すなどの支援事業を行っている。23年度は25団体の参加で釣り上げ量は283キロだったが、昨年度は34団体が参加して538キロを釣り上げた。

 これらの施策の効果で昨年度は過去2番目の回収量に。県琵琶湖レジャー対策室は「外来魚駆除の釣り大会を定期的に開くことで、多くの団体や釣り愛好家に協力してもらっている。リリース禁止を徹底するため、今後も啓発に力を入れていきたい」としている。

+Yahoo!ニュース-滋賀-産経新聞

Posted by jun at 2013年05月27日 15:52 in 外来生物問題

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