県伊豆沼・内沼環境保全財団と市民ボランティアによる「バス・バスターズ(退治人)」の計15人が、食害魚・ブラックバスを駆除するための「人工産卵床」150個を伊豆沼(栗原市、登米市)に設置した。
産卵に適した砂利を敷き詰め、親バスが産んだ数千粒の卵を駆除する仕掛け。90年代後半から沼にブラックバスが大繁殖したため、産卵床を開発して04年から毎年設置しており、今年で10年目。効果は大きく、テナガエビやタモロコなどの小魚が復活しつつある。
内沼ではブラックバスが少なくなったため過去2年、産卵床への産卵がゼロになり設置を止めた。伊豆沼への設置数もかつての半分に減らした。
産卵床は、産卵ピーク期の5月19日から6月30日にかけて週1回点検し、駆除する。
最終目標は絶滅危惧種のゼニタナゴを復活させることで、バス駆除は今後も無期限で続ける方針。【小原博人】4月24日朝刊