神戸市中央区の生田神社で30日、親子連れらが神社敷地内の「生田の森」の水辺にホタルの幼虫を放流した。幼虫の放流は昨年に続いて2回目。近隣の子どもたちとその保護者ら約40人が参加した。子どもたちは、「奥須磨公園にトンボを育てる会」会長の河合信彦さん(76)からホタルの生態などを教わった後、紙コップに入れたゲンジボタルの幼虫計約100匹を、森を流れる小川に放流した。子どもたちは「バイバイ」と声をかけたりしながら、水中の幼虫を見つめていた。
同区に住む中華同文学校2年、堀切海君(8)は「カブトムシやクワガタは好きだけど、ホタルの幼虫は初めてみた。大きくなって光るところを見に来たい。ホタルも好きになった」と笑顔で話した。
幼虫は6月には羽化し、成虫になるという。河合さんは「成虫まで育つのは2〜3割だろう。最終的には川にホタルを根付かせるのが目標」と話した。【渡辺暢】〔神戸版〕3月31日朝刊