3月18日、南極大陸からほど近い英領サウスジョージア島で、野生繁殖したトナカイ3500頭の駆除が行われた。
[オスロ 18日 ロイター] 南極大陸からほど近い英領サウスジョージア島で、野生繁殖したトナカイ3500頭の駆除が行われた。トナカイは約100年前にノルウェーから持ち込まれ、島固有の生態系に対する脅威となっていた。
当局者の18日の発表によると、トナカイは囲いの中に追い込まれ、総勢16人のハンターがライフルで撃ち殺した。2014年に予定される最終駆除までは、最大1500頭が島に生息するという。
サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島の政府当局者は、ロイターの電話取材に「(駆除は)島に劇的な変化をもたらすだろう」と語った。
もともと北極圏周辺に生息するトナカイだが、地球の反対側にあるサウスジョージア島には20世紀初頭、捕鯨船によってノルウェーから持ち込まれた。当初は捕鯨基地での食料源として数十頭が飼育されていただけだが、その後、野生繁殖して増え、キングペンギンの営巣地を踏み荒らすなど生態系への影響が深刻化していた。
サウスジョージア島では、船に忍び込んで同島に到着し、繁殖したネズミの駆除も予定しているという。
Posted by jun at 2013年03月20日 11:16 in 外来生物問題