2013年01月28日

ニゴロブナ・ワタカ湖へ 滋賀銀、環境保全へ4000匹放流

 琵琶湖の生態系を守るため、滋賀銀行(本店・大津市)は26日、草津市下物町の烏丸半島で「放流式」を行い、ニゴロブナとワタカ計約4千匹を琵琶湖に放流した。琵琶湖では近年、ブラックバスやブルーギルなどの外来魚が増え、ニゴロブナやワタカなど固有種の絶滅が心配されており、滋賀銀の大道良夫頭取は「放流は環境保全のために大事なこと。心を込めて送り出した」と強調した。

 ニゴロブナは湖国名物・ふなずしの原料などに利用されているが、漁獲量は数十年前と比べて激減。夏場に大量繁殖する水草を食べることで知られるワタカも近年数が減っており、いずれも環境省の絶滅危惧種に指定されている。

 滋賀銀ではこうした琵琶湖の固有種を守るため、平成19年から放流を開始。今年は行員やその家族ら約150人が参加した。

 式ではまず、大道頭取が「『元気でね』『ブラックバスに食べられないでね』などと思いながら、優しく放流していただけたら」とあいさつ。その後参加者は琵琶湖岸に並び、バケツに入ったニゴロブナやワタカを一斉に琵琶湖に放流した。放流には行員の子供も加わり、琵琶湖に送り出された魚を珍しそうに眺めていた。この日は、春に芽を出す新しいヨシの成長を促すため、古いヨシを刈り取る恒例の「ヨシ刈り」も行う予定だったが、例年より琵琶湖の水位が高く中止となった。

+Yahoo!ニュース-滋賀-産経新聞

Posted by jun at 2013年01月28日 16:47 in 外来生物問題, 魚&水棲生物, 内水面行政関連

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