湖岸の三大ヨシ原の一つ針江浜(高島市新旭町、約3ヘクタール)で2日、ヨシ刈りが行われ、電柱状に束ねて数本を立て掛ける「丸立て」が次々とでき、冬景色を描き出した。
高さ約4メートルに伸びて枯れたヨシは、刈り取って乾燥させて利用する。湖岸は早春に焼いて春に再生の芽吹きを促す。水質浄化作用と多様な生き物の生息、産卵場所として、ヨシ原はヨシ刈りとヨシ焼きで維持されてきた。
地元の針江生水(しょうず)の郷(さと)委員会やガールスカウト第30団、企業などのボランティアら計約160人が参加し、約2ヘクタールを刈った。カマや草刈機でアシや雑草の混じったヨシ原をかき分けると、幕が開いたように琵琶湖が姿をのぞかせた。【塚原和俊】12月3日朝刊