【北部】沖縄総合事務局は12日、漢那ダム(宜野座村)で移動や放流が禁じられている特定外来生物のオオクチバス(通称・ブラックバス)が見つかったと発表した。国管理ダムでの確認は初めて。北部ダム統合管理事務所は生態系を乱したり、固有種に被害が及んだりする恐れもあるとして、オオクチバスを放流しないよう注意を呼び掛けている。
県内でオオクチバスは倉敷ダム(うるま市石川)でも確認されている。漢那ダムでは8月23日に、見回りをしていた職員が発見。一緒にいた専門家も確認した。北部ダム事務所は人が放流した可能性もあるとみている。国管理ダムのうち、北部地域の一部のダムは水量調節のため地下でほかのダムとつながっており、北部地域のダムに放流された場合、被害が拡大する恐れもあると心配している。
オオクチバスは北米原産。肉食で小魚をはじめ何でも食べる性質から、ほかの生き物への影響が大きいとされる。