2012年08月22日

ワカサギ:試し釣り 放射性物質検査、来月解禁へ−−赤城大沼/群馬

 赤城大沼(前橋市)のワカサギ釣り解禁に向けて20日、地元漁協や県、市などの20人が試し釣りを行い、約2時間で179匹を釣り上げた。県は、このワカサギの放射性物質を検査し、解禁できるか判断する。基準値を上回った場合も、回収を条件に解禁を検討。早ければ、例年通りの9月1日にボート釣りが解禁される見通しだ。

 県などによると、赤城大沼のワカサギは例年、9月から翌年3月にかけてボート釣りや氷上釣りを解禁。一冬に約2万3000人の太公望が訪れる。ところが昨年8月以降、基準値を上回る放射性物質の検出が続き、解禁を自粛。今年1〜2月は当時の暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)を3回連続で下回ったため、3月のみ、氷上釣りを解禁した。
 今年度は基準値が同100ベクレルに引き下げられ、放射性物質の規制がより厳しくなった一方、国は回収や再放流を条件に、基準値を超す放射性物質が検出された河川や湖沼での釣りを認める方針に転換。県も国の方針に準じ、赤城大沼など18湖沼のワカサギを検査して、9月以降の解禁を検討する見通しだ。
 赤城大沼漁協によると、この日釣り上げたワカサギは平均10〜11センチで発育に恵まれた。青木泰孝組合長(62)は「釣ったワカサギを回収するのは心苦しいが、放射性物質がなくなるまでは仕方ない。昨年は客数が4割に落ち込み、観光地として大打撃を受けた。例年通りに解禁できれば、少しは改善するはずだ」と話した。【奥山はるな】8月21日朝刊

+Yahoo!ニュース-群馬-毎日新聞

Posted by jun at 2012年08月22日 14:26 in 魚&水棲生物, 内水面行政関連

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