2012年07月06日

天王池が緑色に 浮草の仲間が繁殖

 和歌山県田辺市下万呂、国道42号田辺バイパス沿いにある天王池で浮草の仲間が繁殖し、一面緑色になっている。一部に特定外来生物のアメリカオオアカウキクサ(アゾラ・クリスタータ)とみられるシダ植物が交じっており、水鳥による拡散が心配されている。

 天王池は、市が所有する広さ約1・4ヘクタールの農業用ため池。梅雨に入ってから緑が広がり、目立ち始めた。

 県立自然博物館によると、アメリカオオアカウキクサは農業利用目的で導入されて広がったとされる。また、観賞用の植物などに付着して増えたものもあると言われる。直径5〜30ミリ。旺盛な繁殖力で梅雨から夏にかけて一気に増える。広範囲に広がった場合は駆除は極めて難しいという。

 天王池そばの林では今年もウやサギなどの水鳥が子育てをしており、最大時には400羽以上になる。同博物館の内藤麻子学芸員は「拡散しやすい植物なので、水鳥の体に付着して他へ運ばれる可能性が高い」と心配している。

+Yahoo!ニュース-和歌山-紀伊民報

Posted by jun at 2012年07月06日 15:52 in 外来生物問題, 魚&水棲生物, 自然環境関連

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