生態系を乱す恐れがあるイネ科の外来種「スパルティナ・アルテルニフロラ」(和名・ヒガタアシ)が昨年、全国で初めて愛知県豊橋市で見つかった問題で、同県は栽培や移植を条例で禁じる方針を固めた。
今月中にも「自然環境の保全及び緑化の推進に関する条例」の規制対象リストに加える。この植物の法令による規制は、全国初となる。
スパルティナ・アルテルニフロラは北米東部が原産で、干潟などに繁殖する。干潟を草地に変えるほど繁殖力が強く、米ワシントン州では魚や鳥の生息地が奪われる被害が出ている。国内では、豊橋市のほかにも愛知県半田、田原市、熊本市と熊本県宇城市で繁殖が確認されている。
豊橋、田原市の繁殖地の近くには、汐川干潟や六条潟など野鳥やアサリの稚貝が生息する貴重な干潟があり、愛知県は「スパルティナ・アルテルニフロラが拡散すれば生態系が破壊される恐れが強い」と判断した。
Posted by jun at 2012年03月27日 14:31 in 外来生物問題