2012年02月14日

世界遺産:奄美・琉球諸島、暫定リストへ地元期待 「官民一体で登録努力」/鹿児島

 環境省が奄美・琉球諸島の世界自然遺産登録を目指し、国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会に登録希望の意思を示す暫定リストを提出する方針を決めたことを受け、奄美市の朝山毅市長が9日、記者会見し「朗報だ。官民一体となって登録に向け取り組みたい」と、早期登録への期待感を示した。

 奄美・琉球諸島は03年に国の世界自然遺産候補地に関する検討会で登録基準を満たす可能性のある地域に選定された。国際的希少種が生息し、固有種も多く、生物多様性保全での重要な地域と評価されている。
 07年には奄美12市町村で世界自然遺産登録推進協議会が設立され、国も登録の前提となる国立公園指定に向けて協議を進めている。また、自然遺産登録に向け、奄美大島で外来種のマングース駆除や、飼い猫の適正な飼養を義務付ける条例を奄美大島5市町村が制定するなど地元の取り組みも進んでいる。
 会見で朝山市長は、国が最速で13年度中に国立公園化を目指していることにも触れ「弾みがつく。今後、自然と共生した地域づくりを進める」と話し、「地元の一人ひとりが奄美の豊かな自然を自覚し、後世に継承する努力が必要になる」と声を弾ませた。また、沖縄県北部地域との連携についても「定期的に交流している。今後、自然遺産登録が大きな議題に取り上げられる」とした。【神田和明】2月10日朝刊

+Yahoo!ニュース-鹿児島-毎日新聞

Posted by jun at 2012年02月14日 13:43 in 外来生物問題, 自然環境関連

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