延岡市北川町の「家田(えだ)の自然を守る会」は14日、貴重な動植物の宝庫として環境省の「日本の重要な湿地」に指定されている家田湿原で、生態系を破壊する恐れのある外来植物「オオフサモ」の除去作業をした。
守る会は昨年7月、地元有志が結成。この日は約20人が参加した。家田川に架かる灘橋の下流約300メートルで、水中に生えたオオフサモを長い柄の熊手などを使って除いた。
オオフサモは、長さ1メートル以上になる南米原産の多年草。繁殖力が強く、ここ数年、家田湿原でも見られるようになったため、会は年数回、除去している。
参加した延岡市の植物研究家、成迫平五郎さん(68)は「しぶとい植物だが、地道な除去作業をすれば必ず駆除できる」と説明。守る会の岩佐美基会長(59)も「地域の貴重な湿原を守り、子孫に伝えます」と話した。【荒木勲】1月17日朝刊