琵琶湖の漁師が漁業の現状について話す講演会が21日、東近江市の市役所で開かれた。滋賀県漁業協同組合連合会青年会代表監事の戸田直弘さん(50)が「わたし、琵琶湖の漁師です−漁から見える琵琶湖の今」と題して講演した。
戸田さんは約30年前から琵琶湖の漁師として、漁を続ける。守山漁業協同組合では代表監事を務めている。
講演で戸田さんは琵琶湖の漁師は県の規制で魚群探知機を使えないため、古くから伝わる伝統的な漁法で漁を行っていることを紹介。「琵琶湖の魚はここで生まれてここで死ぬ。だからこそ、ほどほどに捕ることを心掛けるのが琵琶湖の漁業」と話した。
また外来魚について「ブラックバスなどは誰かが持ち込んだから琵琶湖にいる。彼らに罪は無いという認識で駆除している」と複雑な心境を明かした。
市内の環境団体などでつくる市さわやか環境づくり協議会の主催で、会場には約100人が訪れた。