安芸市千歳町の安芸漁港近くの海岸で今月下旬、特定外来生物で毒グモのセアカゴケグモが相次いで発見されている。県内で発見されたのは初めて。県は26日までに、成体24匹と卵20個以上を確認・駆除しており、「見つけても絶対に素手で触らないでほしい」と呼びかけている。
県によると、セアカゴケグモはオーストラリアなどに生息。国内にはいなかったが、95年に大阪府高石市で初めて発見され、四国では香川、徳島でも確認されている。
今月22日に住民が発見し、環境省中国四国地方環境事務所に写真を照会したところ、セアカゴケグモと確認された。その後、海岸の側溝から相次いで発見され、県などが焼却駆除した。県環境共生課は、「かまれて悪化すると腹痛、けいれんなどが現れることもある。看板などで住民に注意を呼びかけたい」としている。【小坂剛志】 9月28日朝刊