滋賀県水産試験場(彦根市)は9日、南米原産の外来魚タイガーシャベルノーズ1匹が琵琶湖で初めて捕獲されたと発表した。「生態系や漁業に悪影響を与える危険性がある」として、飼育者に放流しないよう呼び掛けている。
同試験場によると、8日に大津市下阪本の沖合の琵琶湖に設置されたブルーギルなどの外来魚駆除用の定置網で捕獲された。タイガーシャベルノーズはナマズの仲間で体長1メートルまで成長するが、捕獲されたのは52センチで体重1.35キログラムだった。
同試験場は「観賞用として飼っていた人が放流した」とみている。人に危害を与える恐れはないという。県内で確認されたオオクチバスとブルーギルを除く外来魚は37種類になった。