2011年04月21日

体重9kgのネズミ捕獲…「原発事故・放射能の影響」の噂も=中国

 浙江嘉興平湖市広陳鎮で13日、体重9キログラムの「巨大ネズミ」が捕獲された。同話題が広まると、インターネットで「日本の原発で放出された放射性物質による汚染の影響では」などのうわさが広まった。中国新聞社が報じた。

 ネズミを捕獲したのは広陳鎮の農村部に住む沈さん兄弟。13日午前5時ごろ、魚をとろうと川で網を使ったところ、ねずみがかかったという。

 沈さん兄弟と家族は最初「よいものを捕まえた。皆で食べてしまおう」と考えていたが「放射能汚染」のうわさを知って、食べる気がうせてしまった。そのため、ネズミに魚などを食べさせて養っている。食欲がないので「このままでは死んでしまう」と心配しているという。

 杭州動物園動物管理課の江志課長は、写真を見てネズミ科の動物である「マスクラット」と断定。米大陸原産で体重10キログラム程度にまで成長することがある。毛皮を利用する目的で中国でも一時、飼育がブームになったことがあったが、一部が逃げ出したとみられている。

 江課長は「放射線汚染」のうわさについて、もともと9キログラム程度になって不思議ではない動物で、放射線の影響は「まったくありえない話」と断言した。

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◆解説◆
 マスクラットは流れの緩やかな河川や池沼、湿地等に生息する。日本でも第二次世界大戦時、軍服の毛皮をとる目的で江戸川下流で飼育されていた。一部が逃げ出したとみられ、最近でも周辺地域で「巨大ネズミ」の目撃例がある。マスクラットによる農作物などへの食害や生態系への影響などが懸念されており、日本では2006年、特定外来生物に指定された。(編集担当:如月隼人)

Yahoo!ニュース-中国-サーチナ

Posted by jun at 2011年04月21日 13:50 in 外来生物問題

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