環境省は3日までに、本来の生息地から離れて、人為的に他の土地に持ち込まれたジャワマングースやアライグマなどの外来種に関し、紙芝居やカードゲームなどの啓発教材を地方環境事務所に配布することを決めた。自由に貸し出して使ってもらい、生態系や農林水産業に影響を与える外来種について、子どもをはじめ多くの人に理解を深めてもらう。年度内に配布する予定だ。
外来種の中には、在来種を捕食するほか、有毒だったり、畑を荒らしたりするなど、生態系や人の体、農林水産業に悪影響を与える動植物がある。日本では侵略的な外来種を「特定外来生物」に指定し、栽培や輸入などを規制している。
こうした外来種について、同省ではこれまでパンフレットやポスターなどを通して注意喚起をしてきたが、学校教育の中ではあまり触れる機会がなかった。そこで小学生のような低年齢層に遊びを通して、まずは外来種そのものについて知ってもらおうと、教材を配布することにした。