豊田市の中心部、豊田大橋下の矢作川で、市内のNPO法人「矢作川森林塾」(硲(はざま)伸夫理事長)、矢作川漁協、アユ釣りのグループなどが、要注意外来生物・オオカナダモの駆除を始めた。
オオカナダモは南米原産。大正時代に植物の実験用に日本に導入され、流れの緩い川やため池などで繁茂している。矢作川漁協によると、平戸橋−豊田スタジアム近くの久澄橋下流間に多くみられ、アユ釣りの邪魔になっているほか、川底にびっしりと根を張るためカゲロウやカワゲラといった水生昆虫が減るなど、河川の生態系に大きな影響を与えている。
作業初日の23日は、約30人が川舟や重機などを自前で用意。モをはがすグループ、川舟でモを運ぶグループ、重機で陸に揚げるグループなど作業を分担して行った。同NPOは12月中旬まで雨天、増水時を除き毎週土曜日の午前中に作業を続ける。
硲理事長は「順調にいっている。豊田大橋の上流に向けてできる限り駆除したい」と話している。【中島幸男】10月28日朝刊