名古屋市で開かれている国連生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に合わせ、世界各国の小中学生が生態系の保全について話し合う「国際子ども環境会議」(子どもCOP10)が24日、同市で開催され、生物資源の乱獲や環境汚染を防止する法整備などを求める提言をまとめた。27日から始まる閣僚級会合で発表する。
子どもCOP10には、日本を含め32カ国が参加。同日の会合には小中学生約570人が集まり、「遠い国の人にも協力してもらい、大人になった時に自然が残っている社会をつくりたい」「(二酸化炭素を排出する)車に乗り過ぎたら、税金を高くすればいい」などの意見が出され、和やかな雰囲気の中にも真剣な議論が交わされた。
提言には、生態系保全に向けて、子どもがすべきこととして(1)外来種などのペットに責任を持つ(2)食べ残しをしない―など、大人への要望には(1)乱獲、環境汚染を防止する罰則付きの国際法、国内法をつくる(2)建物や道路を造るときは希少生物の生息地を避ける―ことなどを盛り込んだ。COP10で議論が難航している生態系保全計画「ポスト2010年目標」についても、作成と実現を求めた。