生態系に影響を与えるブラックバスなどの外来魚の駆除作業が10日、鳥取砂丘近くの多鯰ケ池で行われた。県から委託を受けたさけます・内水面水産試験場(北海道恵庭市)や県の職員が電気ショッカーボートで作業に当たり、ブラックバス212、ブルーギル331匹を捕獲した。中には全長60センチを超えるブラックバスもあった。
駆除作業は、ボートの先についたアームから約500〜600ボルトの電流を水中に流し、浮かんできた魚を網ですくって捕獲する。北海道南幌町の親水公園では、電気ショッカーボートを使用し、3年間で外来魚を一掃した成果を挙げたという。
県公園自然課によると、多鯰ケ池は80年代から外来魚が増え始めたという。同水産試験場の工藤智主査は「ここにはゴクラクハゼやシマドジョウなどの固有種もまだ生息している。しかし、国内には外来魚に食べられ固有種が全くいなくなった池や湖もある。(作業がある16日までに)池全体に外来魚がどのくらいいるのかを把握したい」と話している。【遠藤浩二】10月11日朝刊