ホテルピアザびわ湖(大津市におの浜)の和洋レストラン「タントタント」に今月、登場した琵琶湖産ブラックバスのムニエルランチが好評だ。売れ行きは通常の2倍で、急遽(きゅうきょ)10月限定から11月末まで延長した。琵琶湖に繁殖する外来魚で生態系を脅かすとされる“嫌われもの”だが、レストランによると、実は「くせがなく美味」。県内でメニューとする飲食店はほとんどなく、さっぱりした味が高齢の女性らにうけている。
ホテルは県産の食材を使用したランチを1カ月限定で毎月提供しており、今月「ブラックバスのムニエル」を出したところ、大人気になった。月替わりランチは、通常1カ月で20〜30食注文を受けるが、ブラックバスランチは26日までで40食が売れている。
県水産課によると、ブラックバスは昭和49年に初めて琵琶湖で確認され、急速に拡大。生態系を脅かすとして、県は平成15年に釣った魚の再放流を禁止する条例を施行し、回収を進めている。有効利用するため、県庁食堂も平成19年7月から今年3月までフライやムニエルなどを提供していたが、仕入れ値が上がり4月に外された。現在、県内でブラックバス料理を常時出す飲食店は、県が把握している限り2カ所だけ。
ブラックバスメニューの珍しさに目をつけたホテルは、水質がいい沖島周辺でとれたブラックバスを使用。臭みが少ないのが特徴で、さらにあっさりと仕上げるため、レモンバター味のムニエルに仕上げた。
ランチを考案したホテルピアザびわ湖の北林邦夫総料理長(62)は「ブラックバスは、実はあまりくせがない。食感はスズキに似ていて、ぷりっとしている」と魅力を説明する。
ブラックバスのムニエルには草津産のなすや、守山産の青トウガラシなどが添えられ、スープ、サラダ、ライス付きで1200円。ランチは午前11時半〜午後2時まで。
問い合わせはホテルピアザびわ湖((電)077・527・6333)。
Posted by jun at 2010年10月29日 17:57 in ブラックバス問題