2010年09月08日

琵琶湖淀川水系連携 滋賀県、来月に検討委設置

 滋賀県は、治水や利水、環境など幅広い分野で琵琶湖淀川水系の上下流がどう一体で取り組むかを考える検討委員会を10月に設置する。「地域のことは地域で考える」ための流域自治実現に向け望ましい連携のあり方をまず滋賀で検討する。

 検討委は治水、環境など各分野の専門家やNPO活動経験者ら約10人で構成。うち公募委員1人は、県内在住に限定せずに募る。来年3月まで4回程度開き、琵琶湖を水道水源とする滋賀と京都、大阪、兵庫の4府県と、淀川に合流する木津川水系の奈良県を検討の対象エリアとする。
 上下流では、滋賀、京都の河川整備に対し、下流の大阪は洪水時に都市部への水量が増えることを懸念する治水上の問題があり、利水面でも渇水時に琵琶湖の取水制限をめぐって利害対立が繰り返された。ブラックバスの増加など生態系の悪化、人々の水辺への関心の低下など、流域で共通する課題もある。
 検討委ではこれらのテーマについて、下流の事情も踏まえたうえで、流域がどう連携できるかを滋賀の考え方としてまとめる。
 流域自治については、滋賀、京都、大阪の3府県知事が、治水にとどまらない幅広い分野を国でなく地域主導で決める分権の一環として流域自治会議(仮称)の設置を目指している。

Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by jun at 2010年09月08日 13:43 in 内水面行政関連

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