県教育委員会(比嘉梨香委員長)は15日、ミヤコサワガニを県指定天然記念物に指定した。7日に県文化財保護審議会(上江洲敏夫会長)が答申していた。宮古島全域のミヤコサワガニが指定対象となる。
ミヤコサワガニは、宮古島固有のサワガニ。水中で活動することが多く、夜行性で陸産貝類や水中の有機物を摂食する。「当該種は琉球列島の地史を検討する上で貴重」などの理由で指定が決まった。
保護の課題として、稚ガニが捕食される可能性が高いヤエヤマイシガメなど外来種対策や、数カ所に限定されている生息地の保全が挙げられている。
県指定天然記念物としては1995年の琉球犬などについで53件目となる。