琵琶湖岸の水辺利用実態調査が21日、滋賀県長浜市や彦根市などで行われた。環境団体が、ボートや水上バイクの違法利用の有無や、春先に発生した砂浜が削られる「浜欠け」の状況などを調べた。
びわ湖自然環境ネットワークが2003年の県琵琶湖レジャー利用適正化条例の施行に合わせ、レジャー利用の実態や影響を調べている。この日は琵琶湖市民大学メンバーを加えた8人が、湖北・湖東、湖西の2コースに分かれて実施した。
湖北・湖東コースは午前9時20分から長浜市の長浜港で開始。駐車場では、ボートや水上バイクを運ぶけん引車付きの乗用車が並び、メンバーはけん引車に必要な車両ナンバーが付いていない違法車両を発見。彦根市の新海浜水泳場では、浜欠けが解消しつつあり、ハマゴウなど珍しい海浜植物が保全されていることを確認した。
同ネットワークの井上哲也事務局長(46)は「条例により環境に悪影響を与える行為は減っている。一方、外来生物の増加や浜欠けは一時的に解消しているだけの可能性もあるので調査を続けたい」と話している。