野生化したアライグマを駆除する「県アライグマ防除計画」が決まった。従来は県の捕獲許可が必要だったが、今年秋からは、各地の現場の判断で捕獲を進めることができる。計画は15年度末までで、県内からの完全排除を目指す。
同日、甲府市内で開かれた有識者で作る県環境保全審議会で承認された。秋以降、各市町村ごとに職員や猟友会を中心に捕獲班を編制し、箱を使ったわなを仕掛ける。
県内では、00年ごろからアライグマが頻繁に目撃されるようになった。昨年度は家屋侵入など生活環境被害や農作物被害が22件あり、今年度は7月末までですでに32件の被害情報が寄せられている。アライグマは生態系に悪影響を及ぼすとして特定外来生物被害防止法で「特定外来生物」に指定されている。【小林悠太】8月6日朝刊