<生物多様性条約の締約国会議>
生物多様性について親子で考える「西三河地域生物多様性親子バスツアー」がこのほど、豊田市京ケ峰の市自然観察の森で行われた。親子約40人が参加し、森の中にあるため池・寺部池で地引き網を使い、ブラックバスなど特定外来生物の駆除をした。
地引き網は2回行われ、ブラックバス22匹、ブルーギル61匹を捕獲した。一方で、日本在来の魚はモツゴ、ヨシノボリがそれぞれ3匹だけだった。
指導した谷口義則・名城大学准教授が「もともと日本にいた魚がアメリカ産のブルーギルなどに食べられ、減っている。ブルーギルが海を渡ってきたわけではなく、人が持ち込んだもの。私たちは日本の本来のため池を取り戻そうと駆除している」などと説明した。
参加した安城市の小学4年、村井文哉君(9)は「(ブルーギルなどが)あんなにたくさんいるなんて。僕が駆除したい」と、特定外来生物の多さに驚いていた。
ツアーは10月に名古屋で開かれる生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)をPRするため県西三河県民事務所が主催した。5日と10日にも「トヨタの森」(豊田市)などで開催される。【中島幸男】8月3日朝刊