2010年04月26日

特定外来生物:アライグマとヌートリア、県内で初確認 食害防止対策検討へ/山口

 ◇交通事故死体発見
 ◇野生化、繁殖の可能性大
 生態系に悪影響を及ぼす特定外来生物に指定されているアライグマとヌートリアが昨年、県内で交通事故に遭って死んでいるのが見つかった。いずれも野生化したとみられ、県内では初めての確認という。アライグマの目撃情報は昨年6月以降、萩市で9件寄せられており、県は地域ぐるみでの捕獲対策を進めるため、関係者を集めた対策会を開く。

 県によると、アライグマは昨年8月に萩市椿東、ヌートリアは同10月に旧阿東町蔵目喜のいずれも県道で1体ずつを発見。野生のアライグマは鳥取、島根両県で生息が確認されており、ヌートリアも広島県まで生息圏を拡大させている。
 アライグマは北米原産でペットとして移入され、春に4〜6匹を出産。雑食性で果実や養魚、養鶏などに食害の出る恐れがあり、ふん尿といった被害も各地で確認されている。ヌートリアは南米原産で毛皮として国内に入った。繁殖力は強く、年2、3回、1回あたり6、7匹を出産する。イネや根菜類に食害の出る恐れがある。
 自然保護課は「いずれも県内で繁殖の可能性が高い。放置すると被害が拡大するので早めに対策を取りたい」とする。【井上大作】〔山口版〕4月23日朝刊

+Yahoo!ニュース-山口-毎日新聞

Posted by jun at 2010年04月26日 13:04 in 外来生物問題

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