中央環境審議会(環境相の諮問機関)は1日、動植物や生態系などの保全強化に向けた生物多様性国家戦略の改定案を小沢鋭仁環境相に答申した。開発や外来種の持ち込みなどによって生物多様性が損なわれていることを踏まえ、「2050年までに生物多様性の状態を現状以上に豊かにする」という中長期目標を明記した。
10月に名古屋市で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開かれるため、日本として保全に取り組む姿勢を示す狙いだ。政府は今月中旬に閣議決定する。
改定案では、中長期目標に加え、生物多様性の損失阻止に向けた20年までの短期目標も提示。生物多様性の状況の把握や保全活動拡大などを行うとしている。