<生物多様性条約の締約国会議>
◇08年度から10年間計画 メダカ生息地は2倍に
◇生息上位(1)トンボ(2)セミ(3)ショウリョウバッタ(4)カラス(5)ツバメ
豊田市は市民の協力で、身近なところにいる生物を調べる「生き物調査」を実施している。
08年度から10年間で取り組んでいる市環境基本計画の重点プロジェクトの一つ「地域の特性に応じた生物多様性の保全」事業。12年度までの5年間で、実態が十分には知られていない市内の生物の種類や固体数を調べ、後半の5年で希少種・普通種の保全、外来種の拡大防止を図るための具体策を策定する。
今年度は09年8月の1カ月間に、市内の小学5、6年生や市民計613人が普通種18種、希少種8種、外来・特定外来種12種の計38種について調査した。
対象の38種すべてが確認された。数が多かったベスト5は(1)トンボ(2)セミ(3)ショウリョウバッタ(4)カラス(5)ツバメだった。逆に少なかったのは(1)サシバ(2)ニホンカモシカ(3)オオタカ。一方、外来種で多かったのは(1)アメリカザリガニ(2)セイタカアワダチソウ(3)ウシガエル(4)ブラックバス(5)ブルーギルだった。
前年度との比較では、メダカの生息地が約2倍の25地点で確認された。また、特定外来種のアライグマが市街地でも見つかった。外来種は市西部で多数見つかった。
市は10年度以降も調査人数800人を目標に同様の調査を続け、種類や数の増減などを集計する。【中島幸男】2月11日朝刊