2009年12月11日

イトウ:保護目指し協議会設立−−王子製紙など/北海道

 国内では道内にしか生息していない幻の魚「イトウ」の保護を進めようと、王子製紙(本社・東京都中央区)や保護団体「猿払イトウの会」(宗谷管内猿払村)などが「猿払イトウ保全協議会」を設立した。

 イトウは環境省のレッドリストにも登録されている絶滅危惧(きぐ)種。道によると、約30年前は道内30水系に生息していたが、護岸工事などの影響で現在は13水系まで減ったとされる。
 猿払村を流れる猿払川はイトウ生息地として知られ、王子製紙は川の流域に社有林を持っている。同社は約2年前、猿払イトウの会などからイトウに配慮した森林活用を要望されたのを機に保護活動に取り組み、今年10月には社有林のうち川沿いの約2660ヘクタールを環境保全区に指定、区域内では伐採しないことを決めた。
 協議会はこうした保護活動を継続させようと、村、学識経験者も協力して設立。今後は生態研究の促進やシンポジウムの開催などを通じて啓発活動を進める計画だ。同社担当者は「地域と協力して取り組みを進めたい」と話している。【金子淳】12月9日朝刊

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Posted by jun at 2009年12月11日 08:46 in 魚&水棲生物, 自然環境関連, 内水面行政関連

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