2009年11月30日

アユ密漁:人気の「子持ち」密売か 県漁業規則違反の疑い、8人書類送検/滋賀

 琵琶湖に注ぐ河川の上流に産卵のため遡上(そじょう)するアユを密漁したとして、県警生活環境課と長浜、木之本両署が、禁漁期間に5件の密漁にかかわった8人を県漁業調整規則違反の疑いで書類送検していたことが分かった。子持ちアユは食材として人気があり、同課は岐阜県内の料理店に卸売りする密売ルートがあるとみている。【後藤直義】

 捜査関係者などによると9月16日早朝、長浜市の姉川河口付近で、クーラーボックスを用意した男2人が現れた。投網で繰り返しアユを引き揚げると、子持ちのメスだけをより分け、約3キロを箱詰めした。その他の魚は捨てていたという。「毎朝、密漁者らしき男がいる」との情報を受けた県職員が前夜から張り込み、長浜署に通報した。
 同署は、2人を同規則違反容疑で長浜区検に書類送検。調べに対し、「アユを岐阜県の小料理屋に流すルートがある」と供述したが、今回の密漁は「自分で食べるために捕った」と不自然な主張をしているという。
 ◇禁漁期間中、25件の違反
 一方、県水産課は禁漁期間中(8月21日〜11月29日)を中心に、パトロールなどで25件の規則違反を確認した。同課職員によると、9月下旬には彦根市内の河川で、「禁漁期間」と書かれたのぼりのそばでアユ釣りをする男性4人を発見。約30匹釣り上げていた1人が放流を拒んだため、約30分もみ合いになったという。最終的に男性は放流に応じたが、職員は「塩焼きにして食べようとしたのでは。資源保護という考えは希薄です」と話していた。
 県はアユを保護するため、同規則で禁漁期間を定めており、違反すると懲役6月以下または10万円以下の罰金を課せられる。11月28日朝刊

+Yahoo!ニュース-滋賀-毎日新聞

Posted by jun at 2009年11月30日 06:28 in その他のニュース, 魚&水棲生物, 内水面行政関連

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